
大体いまどきの3Dアプリケーションには Contour (輪郭線、等高線)の機能が付いていますが、これが面白い上に便利で、私もイラストに使っていこうと思っています。 MODO では Render Output 内の Contour または Cel Edges Material を使用することになります。
ikonacolor Photography / Art Studio
modo での布地のシュミレーションをドレスで行った際の動画をアップしました。幾つかのテストとスカートの動画の次に表示されます。
次は少し別のことに取り組もうと思っています。
modo で布のシミュレーションを行った際の動画を You Tube にアップロードしました。ご覧いただくと最初にシュミレーション前のこわばったスカート、シミュレーション後には重力で裾にしわが付いて本物の布の様に動いたを見ていただけると思います。流れとしてはベースのトルソーよりゆったりとした Mesh を作り、Soft body に変換、ウエスト部を Pin Map で固定し、recoil のシミュレーターを起動する順となります。最初のシミュレーションが済みましたので、次はより複雑な構造の衣服を試そうと思います。
トルソーの台を制作するのに、少し回り道をして Illustrator を経由してみます。私も illustrator 形式のパスを modo に取り込んだことが無かったので、ここで試してみました。
1. 簡単に作ろうと思ったものですので、イラストレーターでは最小限の線で断面図の一部を描きます。(写真1)
2. illustrator の AI ファイルを modo に取り込むためには version 8 以下の古い形式で保存する必要があるそうです。また保存オプションで、(「アピアランスとオーバープリントを保持」ではなく、)「パスを保持にチェック」することで、線幅のない単一のパスで modo に取り込めます。
取り込みが無事済みましたら、取り込まれたパスの配置や基準となる軸をそろえ radial sweep という機能でぐるりと回す感じでポリゴンを生成します。(写真2)
3. 作った台と前回のトルソーとを接続する板を間に挿んで、マテリアル設定をし、簡単な形のトルソーは出来上がりました。(写真3)
写真を始めてずいぶんと時間が経ってしまいました。始めた当初から考えると、写真業界がガラリと変わって、今自分が撮る写真はだいぶ技術中心のものや、サイトやSNS用の短絡的なものになってしまったなと感じています。そんな中ではパノラマ写真は好きで撮ってて面白いものひとつです。魅力を教えてくださった方にとても感謝しています。
この写真は3D環境マップ用に撮影したもので、CGアプリケーションに読み込んで、環境マップとしても、単体で360度パノラマ写真にもなるものです。幾つかまだ撮影法と編集方法を改善する必要があり、まだまだです。ただ、初めて出来上がったものとして思い入れがとても深い写真です。
服のサンプルイメージを作る為に、共通で使用できるようなトルソーを作り始めました。3Dの勉強のためすべてオリジナルで作ろうと思ったので、販売されているモデルをベースに modo の topology (位相幾何学) 機能を使用してメッシュを作ります。結構、布のトルソーは樹脂製などのマネキンと違ってフラットな面が多いので人体のモデルをそのまま使うとおかしくなる気がします。ですので起伏を平坦にしようと思います。