クサボケの変種、長寿梅です。赤い花が付いています。本来なら昨秋に植え替えを行っておくべきだったのですが、この春になってしまいました。春から地中の細菌の活動も活発になるため、バラ科の植物によく発生する根頭癌腫病を警戒して、秋に植え替えをするようです。硫黄石灰合剤やストレプトマイシン液剤を使用して予防されるようです。
真弓(マユミ)の種 / 学名:Euonymus hamiltonianus
今年は真弓の種も蒔いています。芽がでるのが楽しみな樹です。真弓には雌雄があり(諸説あるようですが、)、下のような実は雌木にしかできません。種を蒔いて育てると、花が咲くまで3・4年かかるようで、花から雌雄が判るまで少なくともそのくらいかかるようです。
真弓は可愛らしい実が好まれるので、実生の雌木は貴重な部類に入るのではないでしょうか。ただ、真弓の紅葉は特筆するほど素晴らしいので雄木も十分育てるに値すると思います。
越生の梅林 / Ogose Bairin (Plum Forest)
今年は2/16と少し早めに越生の梅林に行くチャンスがありました。コロナの影響で人出は少なかったですが、梅の花は例年と同じで綺麗です。
メタセコイアの種 / Seeds of Metasequoia
メタセコイアの種も蒔きました。うろ覚えですが、日本の研究者によって化石の中に発見されたが、絶滅していたと思われていたものが、中国の山奥に生き続けていて、アメリカの研究者によって増やされ、その後日本に寄贈された、という数奇な運命を辿っているようです。
雌雄同株で種は手に入りやすいですが、発芽率はあまり良くないようです。檜同様、種には小さな羽が付いています。たまたまかもしれませんが種には赤い粉のようなものが付いてました。紅葉の姿からも、火のような、フェニックスのような印象がある木です。
ローズマリー / Rosemary
ローズマリーも育てていて、伸びた枝を切って乾燥させています。日差しや湿気も少ない時期ですので、日当たりのある場所に干しています。虫に強いので、無農薬で育てられて、肉料理、煮込み料理、ハーブティーなどに使っています。
ローズマリーは育てやすくて綺麗なので盆栽風にしたかったのですが、あまり向きません。根が傷つくと枯れてしまうので、植え替えがあまりできないからです。あと突然枯れてしまうことがあるので、長年育てるには怖くもあります。私の経験だと急に花が咲き乱れたら危ういです。
挿し木で増やしやすいので、気に入ったものは増やしておくと良いです。