最近ではAI生成画像が溢れてきていて、写真撮影も含めて、デジタル画像を作って来た者にとってはかなり混沌とした状況になってきたなという気がします。画像1ファイルの値段はとんでもなく低く、しかもAIの学習に勝手に使われてしまうので、努力して一枚の画像を作ったとしても、その労力のほとんどをAIや大企業の論理に吸い取られているような気分になってしまいます。そういった意味で、名目上複製できないとされているNFTには興味はありますが、仮想通貨も同時に始めないとならないので、まだ本格的に始めるところまでは至っていません。
また、3Dのメインに使っていたModoも2025年に開発が終わりました。こういったことが積み重って、デジタルメディアの制作に疲れ、アナログ・手描きの絵画や写真プリントに回帰しようという気になり、この数年準備を進めてきました。しばらくは手描きの絵画や関連する記事を紹介することが多くなると思います。
これからもデジタルイメージを制作していきますが、できる限り自分の好きなことを対象に作品としてやっていくつもりです。色々なアプリケーションツールを使いつつ自分の想像で画面全てを構築できる宇宙のイメージは自分の現在地でもあります。

