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画材: 色鉛筆1

様々な種類の色鉛筆 / Assorted colored pencils
様々な種類の色鉛筆 / Assorted colored pencils

色鉛筆はとても手軽で扱いやすい画材です。特別な知識がなくても誰でも手にいれられて、管理も簡単、色鉛筆画は最も始めやすい絵画の一つだと思います。

ただ、画材としての色鉛筆の世界は意外にも奥深く、また他の技法に取り入れやすいので、ある程度の予備知識や経験を得ることは決して無駄ではないと思います。

デッサン鉛筆の代用品としての色鉛筆 / Colored pencil as substitute of graphite pencil

私自身が色鉛筆画を始めるきっかけになったのは、3〜4年前、子供の頃に使った色鉛筆を見かけて、捨てるなら最後まで使い切ってやろうと思い立ったことになります。

12色くらいが入っているセットで、最初はまだ混色しようと思いつくこともありませんでした。黒や茶の色鉛筆をコンテやチャコールのようにして、デッサンの練習に使い始めたことが、後々の沼にはまるきっかけになったわけです。

日本製の子供向けの色鉛筆などは品質が良く、これはいいなと思い、あっという間に黒や茶は無くなってしまいました。そうすると、12色セットの残りでデッサンに使えそうなのは、色の濃い青や紫、他に黄土色、オレンジなどで、それらを組み合わせて、それらしい雰囲気を得ようと思い試行錯誤しました。

色鉛筆の白は扱いが難しいのですが、茶色など濃い色の紙に書くことで良い雰囲気を作ってくれるし、うまく他の色に乗るならハイライト、または水彩の弱目のマスキングなどに使えることもわかりました。

黄や緑などは意外と使いどころに悩みましたが、補色の紫や赤と重ねてグレーを作ろうとしたり、ハッチングで効果を試してみたりと、意外に良い練習が行えたなと、振り返ると思います。

鉛筆は必ずこのくらいまで使う / I use pencils up to this level of .. stinginess..
鉛筆は必ずこのくらいまで使う / I use pencils up to this level of… stinginess..

私は異常にものを大事に使う癖があって、鉛筆などはこのくらいまで使います。休み休みでしたが、丸2年くらいでこの量です。逆に言うと使い切るまでなかなかに時間がかかるため、私は画材類は100均のものや、海外コピー品の安物は絶対に買わないようにしています。100均のものが頂き物やセットなどに紛れていると、げんなりしてしまいます。一応練習などで最後までつかう努力はします、捨てるのは次世代に対する罪悪ですので、、、

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